14.席替え
2回目の席も私が決めました。
Bには近くにいてもらいたかったので、右の通りとしました。
事前にBを呼び、
「Bくん。Bくんには先生と一緒に勉強してもらいたいので、この席に座ってもらいたいのですがいいですか。」
これに対して、Bは「いいです。」
ちなみに、このあともBの席はずっとこの場所にしました。もちろん、毎回、事前に打診をして。それをしないと、「みんな席の場所が変わるのに、何で、いつもぼくだけ同じ場所なの?」と思われてしまうからです。
ところで、Bのとなりにはだれもいません。それは、「隔離」したわけではなく、本人の希望なのです。
「となりに誰かがいると気が散るので、一人がいいです。」
そう言ってきたのです。
このことは、子どもたちにも伝えました。
Bは、授業中、きちんと取り組むようになりました。手を挙げ発言することもしばしば。
そして、後期になると、こういうふうに言うようになってきました。
「一人はさみしいです。」
そこで、
「わかりました。ところで、となりは、男の子がいいですか。女の子がいいですか。それとも、どちらでもいいですか。」
Bの答えは「男の子がいいです。」
となりに座ることになった子は、嫌な顔ひとつしませんでした。その後もそうでした。 (つづく――次回、最終回です)

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