№ 40 2024年5月29日
お子さんは、いつも、何時頃、布団に入っているでしょうか?
昔、「8時だよ、全員集合」という番組がありました。この番組のエンディングで、加藤茶が子どもたちにいつも「宿題やったか?」「歯磨けよ」などと語りかけていました。
その頃の子どもたちの多くは、この番組が終わったら──つまり9時には──寝ることになっていたように思います。
昔、「3年B組 金八先生」というドラマがありました。この「金八」という名前は、「放送は、金曜日の八時」というところからきているそうです。
夜の8時台は「ゴールデンタイム」と言われ、人気番組がこの時間に集中していました。
昔は、多くの家庭で、7時ぐらいには夕食が終わり、そして、明日の支度を終え、8時からテレビを観て寝る・・・・そんな生活をしていたのではないでしょうか。
しかし、今は違います。遅くならざるを得ない環境になってきているのです。
習い事があったり、親も仕事から帰ってくるのが遅かったりで、夕食が始まるのは7時半や8時というのがふつう。中にはもっと遅くからということもあるようです。
また、子どもたちが観たいと思うテレビも、始まりが遅くなっています。9時や10時からというのが当たり前──そう言えば、「金八先生」も、途中から9時スタートに変わりました。
お兄ちゃんお姉ちゃんといっしょに好きなテレビを観ていたら、ついつい10時に・・・・という子もいることでしょう。
こんな中で、9時までに寝るというのは、至難の業と言えるかもしれません。
しかし、だからといって夜更かしをしていいというわけではありません。これから成長していく子どもたちにとって早寝早起きは非常に大事なことです。
ご家庭の生活パターンは様々ですから、こうすればいいという方法はないかもしれません。しかし、テレビを観る時間、宿題をする時間など約束事として決めておいて、それをしっかり守らせる、それができたらほめる・・・・そういうことも必要かと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿