№ 39 2024年5月28日
今日は給食について(?)です。
このクラスの給食の支度の速さと美しさはとても素晴らしいです。
米飯なら15分以内、パン食なら10分あまりで「いただきます」ができます。
それは、配膳のシステムを子どもたちがしっかり理解してきちんと実行し、みな協力しあって進めているからです。
配膳のシステム──3年2組では、ご飯をよそう、おかずをよそう、といったことはもちろん、給食当番の分の配膳はだれがやるか、といったことも細かく決められています。それらの仕事を一人一人が責任をもって行っています。
また、主食や汁物、おかずを置く位置、箸やスプーンの向きも、マナー通りきちんとしています。
そういったこともあり、いつも速く美しく配膳することができるのです。
話は変わりますが──、
3日前に行われた運動会。その種目の一つに「下学年リレー」がありましたが、その練習は給食の配膳の時間に行いました。
そのため、選手6人分の配膳は、だれかがやってくれないといけません。これは、配膳のシステムに組み込まれているものではありません。
では、どうしたと思いますか──そうです。みんな、すすんでやってくれたのです。
そして──。
選手が練習を終え、教室に戻ってきました。机の上には、用意してもらった給食が置かれています。
選手のみんなは、食べる前にだれが配膳してくれたかを確かめ、その子に対し
「どうもありがとう。」
用意してくれた子は、それを聞いて、ニコッ!
自分の仕事ではなくてもすすんで手伝う、また、やってもらったことに対しきちんとお礼を言う──その一つ一つは些細なことかもしれません。しかし、私はその些細な一つ一つをきちんとしていくこと、とても大事なことであると思っています。
子どもたち、とても素敵です。
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