№ 150・151 2024年10月31日
先週行った理科のテストに、このような問題がありました。
大だいこから音が出ているとき、アの部分はふるえていますか。
この問題の正解は「ふるえている。」です。しかし、「ふるえる。」と書いた子がかなりいました。
問題文が仮に「ふるえますか。」とあれば「ふるえる。」でいいでしょう。しかし、「ふるえていますか。」と聞かれているのですから「ふるえている。」としなくてはいけません。
「ふるえる。」と書いた場合は、減点となります。上の学年に行けば、「×」とされるかもしれません。
このテストには、このような問題もありました。
下の( )に合う言葉をかきましょう。
大きい音を出したとき、物のふるえ方は、小さい音を出したときよりも( )。
この問題の正解は「大きくなる」です。しかし、「ふるえる」とした子の方が多かったです。
問題文の主語は「ふるえ方は」、そして、述語は「( )」の部分です。
ですから、「ふるえ方は、(大きくなる)。」であればよいのですが、「ふるえ方は、(ふるえる)。」では、しっくりきません。解答欄に「ふるえる」と書いてしまった場合は減点となります。
また、前期に行ったテストには――。
5月とくらべて、植物の高さはどうなりましたか。
正解は「高くなった。」ですが――そうです、「高くなる。」「高い。」とした子が少なからずいたのです。
子どもたち、問題文をきちんと読み取ることができないのでしょうか。
それを確かめるため、今週のはじめ、このような話をしました。
「『大だいこから音が出ているとき、アの部分はふるえていますか。』――これは、こ の前、行った理科のテストに出てきた問題です。覚えていますか。」
すると、多くの子が、ウンウンとうなずいていました。
「では、この問題の正解は、次のうちのどれでしょうか。
①ふるえている ②ふるえる ③ふるえている でも ふるえる でもよい 」
子どもたちには手を挙げて答えてもらいましたが、全員が①に手を挙げました。
つづいて――
「下の( )に合う言葉をかきましょう。
大きい音を出したとき、物のふるえ方は、小さい音を出したときよりも( )。
この問題の答えは、次のうちのどれでしょうか。
①大きくなる ②ふるえる ③大きくなる でも ふるえる でもよい 」
これについても、全員が①に手を挙げました。
子どもたち、ちゃんとわかってはいるようです。
「正解がわかっていても、答え方が悪ければ○をもらうことができません。とてももったいないです。問題文は最後まできちんと読んで、正しい答えを書くという『くせ』をつけるよう、心がけましょう。」
「ていねいに書いたね。」「ていねいに書いてね。」――「た」と「て」――わずか一文字の違いで意味が全く違ってきます。日本語は、他の多くの言語と違い、最後まできちんと読まないと意味を読み取れないという性質があります。
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