№ 238 2025年2月17日
前号と関連して。
前任校最後の年、教育実習生を受け持ちました。その時の話です。
「担任の一番大事な仕事、それは授業ですね。しかし、それだけではなく、生活面もしっかり教えてあげなければいけません。
例えば、給食。ご飯は一粒残らずきれいに食べること、片付けた箸は向きをきちんとそろえること――こういったことはとても大事ですし、きちんと身につけさせなければいけません。そして、このことは作ってくださった給食室の方への感謝の気持ちを伝えるという意味もあるのです。」
実習生にそんな話をしたところ
「今の話、とてもよくわかります。
私は、カレーハウスでアルバイトをしていますが、お客さんにはいろいろな方がいます。 きれいに食べ切り、使った食器やコップ、おしぼりなどをきちんとよせてくれると、とてもうれしい気持ちになります。
反対に、テーブルの上がひどい状態になっていると・・・・。」
そこで、
「確かにその通りですね。お客さんはお金を払っています。ほかの客に迷惑をかけないかぎり、テーブルの上がどのようになっていても文句をつけることはできません。しかし、それでもいかがなものでしょう。
使ったものは中央に寄せるとか、同じ食器は重ねておくとか──そのくらいはしてもよさそうなものなのです。そして、その手間は大したことはありません。」
ファミリーレストランなどでの外食は、とても楽しい時間です。と同時に、上のことを子供に教える、よい機会だと思います。
相手に対する気遣い――それを子どもたちに教えるのは大人の責任です。
家庭と学校が連携をして──このことは家庭が主体となるでしょうが──子どもたちに働きかけていく必要がある──そう感じます。
余談ですが、その実習生は今、縁あって前任校で担任をしています。
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