№ 80 2024年7月5日
ずっと以前のこと、家で何気なくテレビのチャンネルを回していたら、「笑点」でおなじみの林家たい平さんが出ている番組が目にとまりました。
この番組は、たい平さんが修業時代にお世話になった店などをたずね回るというものでした。
その中で、浅草にあった居酒屋(今は閉店)の場面になったときのこと。
「この店の女将は(いい意味で)とても厳しい方でした。私(たい平)がつまみを食べていたらこう言うのです。
『何ですか、その箸の持ち方は。あなたは、これから先、出世をしたら食べ物の番組にも出るようになるでしょう。大勢の人があなたのその箸の持ち方を見るのですよ。そうしたら笑われますよ。
笑われるのは、あなたではありません。あなたのお母さんです。』
それ以来、私は箸を正しく持つよう練習しました。女将に言ってもらわなかったら、私は今でも変な持ち方をしているはずです。」
この話を聞いていてその通りだと思いました。
今、「国際理解(教育)」の重要性が指摘されています。
その「国際理解」の一つに、「国や地域・民族によって、それぞれ独自の文化や宗教・価値観があることを知る。」ということがあります。
しかし、他国の文化の前に、まず、自分の住んでいる国の文化ではないでしょうか。
箸を正しく持って食べる――その文化をきちんと受け継いでもらいたいと思います。
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