2024/09/14

学級だより №103・104

 № 103・104   2024年9月9日


 今日は、漢字(筆順)についてです。

 先日、あるホームページにこのような記事を見つけました。



(大人の中には)小学校以来、字を習っていないという方が多いですね。

 中には、思わず二度見してしまいたくなるような「筆順」で書いている方も少なくありません(笑)。

 筆順を間違えると、文字全体の形が変わってしまいます。例えば「右」は、縦画のはらいが一画目で、横画が二画目。横画の方が長いのです。ところが、横画から書いている人は、ほとんどの場合、はらいが長くなってしまいます。「有」や「布」も同じです。



 アルファベットには「筆順」はありませんが、漢字やひらがな、カタカナには「筆順」があります。

 なぜ、漢字などは「筆順」があるのか――それは、きれいな字を書けるようにするためです。

 以前、ある筆作りの職人さんがこのように言っていました。

「字をきれいに書けるようにするためには、筆や鉛筆を正しく持つこと、そして、筆順通りに書くこと、これが何よりも大事です。」



「右」は「ノ」から、そして、「左」は「一」から書き始めます。

「では、なぜ『右』は『ノ』から、『左』は『一』からだと思いますか。」

 子どもたちにそのように尋ねると書き順は知っているけれど、なぜそうなのか――「そんなこと、考えたこともなかった」――みんな、そのような顔をしました。

「右」と「左」、よく見ると「はらい」と「横棒(横画)」の長さが違います。「右」は横画が長く、「左」は 左はらいが長くなっています。また、「右」は、はらいの先と横画の左端の距離が短いです。  

 ですから、「右」という字は、はらいをした流れで横画を書くようにするとスムーズに書くことができます。

 反対に、「左」は、横画の右端とはらいの書き始めの距離が短いので、1画目を横画にすると形がよくなるのです。

 日本では、1958年(昭和33年)に文部省(当時)から「筆順指導の手びき」が示されました。戦後の一時期、国語教育の中では、書き順など全く顧みられなかったことから指導の手引きの要望があったそうです。

  文部省でこの手引きを作る際、当初、「右」と「左」は同じ書き順にするという話だったそうです。しかし、文部省主任教科書調査官を務めた江守賢治氏がそれに強く反対。「右」と「左」の書き順を違えるように強く主張し、最終的に氏の意見が採用されました。

 江守氏の反対の理由は、「短いものを書いてから長いものを書いた方が筆の運びがスムーズだから」というものです。そして、そのことがより美しい字を書くことにつながります。  (「学級だより№23・24」より抜粋しました)



「右」のように、縦画のはらいから書き始める漢字は、「有」「布」などがあります。「希」も3画目は縦画のはらいです。

 また、「左」のように、横画から書き始める漢字は、「友」「存」「在」などがあります。


 さて、夏休み前になりますが、漢字練習の時間に「感」という漢字を取り上げました。

 この漢字の1画目は、「ノ」でしょうか。それとも「一」?

  その答えの前に――。

「感」のように、“厂”の含まれる漢字はたくさんありますね。

 例えば、「原」「圧」「厚」「灰」「成」「感」「茂」「皮」などです。

 これらの漢字の1画目は何だと思われますか。全部同じ? それとも?

 また、違うとしたら、何か決まりでもあるのでしょうか。

「感」の練習をしたとき、そのことについても確認しました。     (つづく)

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学級だより №266