№ 101 2024年9月5日
ずっと以前のことですが、ある保護者の方から、こんな話を伺いました。
「うちの子は、おかげさまで箸をきちんと持てるようになりました。また、今まで茶わんを持たず犬食いをすることもありましたが、それもなくなりました。どうもありがとうございました。
でも、こういったことは本来、家で教えるべきことですよね。箸をきちんと持たせるようにすることなど、今まであまり考えていませんでした。学級だよりを読んでハッとしました。親として反省しなければと。」
そこで、
「確かに、食事のマナーといったことは、家庭で教えるべき部分が多いかもしれません。
ただ、教育、子育てといったことは、家だけでも学校だけでもできるものではありません。これからも手をたずさえ、力を合わせて取り組んでいきたいと思います。」
「これは、家庭の仕事」 「これは、学校の仕事」
――そういった線引きをすることはなかなか難しいでしょうし、また、する必要もないと思います。
肝心なことは、子どものために何をすべきかを考え、力を合わせて取り組んでいくことではないかと思います。
私からは、宿題の○つけやハンカチ・ティッシュの用意、鉛筆削りなどなど、たくさんのことをお願いしていますが、保護者の皆さまにはいつもご協力いただき本当にありがたく思っています。
低・中学年は、学習面や生活面で基礎を固めるとてもとても大事な時期です。お子さんのため、クラスの子どもたちのため、学校の子どもたちのために、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ところで、「箸」と言えば――。
「うちのママが『箸を正しく持てるようになってえらいね。』とほめてくれました。」
以前、ある子がニコニコしながら、こんな「報告」をしてくれました。そこで、
「ほめてもらえてよかったですね。それにしても、よくがんばりましたね。」
そして、この話を聞いていた別の子に
「○○さんもきちんと持てるようになりましたね。おうちの人、ほめてくれたでしょう。」
と尋ねたところ、
「いいえ、ほめてくれません。だって、うちのお母さん、私が箸を正しく持つこと、前からできていたと思っているからです。」
そのとなりにいた子も「うちもそうです。」
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