2024/10/15

学級だより №128・129

 № 128・129 2024年10月11日


 「もんがまえ」のつづきです。

 一般に、漢字は、大きく4つの種類に分けることができます。

 指事文字・象形文字・会意文字・形声文字です。

 このうち、

「指事文字」は、「上」「下」「一」「二」など、形のないもの

「象形文字」は、「木」「魚」「鳥」「馬」などのように、もののかたちをかたどったもの

「会意文字」は、「鳴 = 口+鳥」「畑 = 火+田」などのように、意味のある漢字を2つ以上組み合わせ、別の意味になるもの

「形声文字」は、音を表わす部分と、意味を表わす部分で構成されているもの  です。

 無数にある漢字ですが、その9割は「形声文字」であると言われています。

       

 上の表(表は略)の漢字は、全て「形声文字」です。これらの漢字の音を表す部分を□でかこみ、漢字の読み方と部首を書くと、こうなります。

         (図は略)

 形声文字の部首は、その漢字の意味を表しています。また、それ以外(つくり)は、その漢字の読み(音)にあたります。

 ですから、「絵」は、「会=カイ」と読み、「校」は「交=コウ」と読みます。

 部首は、それぞれ「糸」と「木」となります。

 また、「想」の音を表す部分は「相(ソウ)」です。ですから、部首は「心」です。

「案」の音を表す部分は、「安(アン)」です。ですから、部首は「木」になります。

「案」の部首は、「うかんむり」ではありません。

「究」も音を表す部分は「九(キュウ)」です。ですから、部首は、「うかんむり」ではなく「あなかんむり」となります。

 そして、

「問」は、「モン」と読みます。「モン」という読みを表しているのは「門」です。

 ですから、「問」の部首は、「門」ではなく、「口」となります。

 また、「聞」は「ブン」と読むことが多いですが、「聴聞会」のように「モン」とも読みます。「モン」という読みを表しているのは、やはり「門」。

「聞」の部首は「耳」となるわけです。

 それに対して、「開」や「閉」は「モン」とは読みません。これらの漢字の部首は「もんがまえ」となります。

 このような説明をすると、みんな、「なるほど。」。

「実は、大人でも、『問』や『聞』の部首は『もんがまえ』だと思っている人、けっこういるようです。90%ぐらいの人は、間違えるのではないでしょうか。」

 このように話すと、

「家に帰ったら、ママに、この問題、出してみようかな。」「ぼくも。」「わたしも。」

――こんな声が聞こえてきました。

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学級だより №266