2024/12/20

学級だより №195・196

 № 195・196 2024年12月20日


 はや12月。それも半ばを過ぎました。

「♪もういくつ寝るとお正月・・・・」。そんな感じですね。

 もっとも、毎日せわしなくて、とてもお正月などという気分にはなれませんが。

 さて、その正月に関する言葉に「元日」「元旦」があります。どちらも1月1日を表すものですが、意味は少し違います。その違い、子どもたちは知っているかなと思い、先日、こんなことを聞いてみました。

 まず、黒板に「元日」という字を書き、「この漢字、読めますか。また、意味はわかりますか。」と尋ねてみました。

 これに対して「読める」と答えた子は12人、「見たことはあるが読み方はわからない」と答えた子は7人。

「初めて見た」と答えた子は6人いました。

 ちなみに、「読める」と答えた子の中で、意味まで知っている子はほんの数人。

「『元』という漢字には『はじめ』とか『はじまり』といった意味があります。

 『元日』は(1年の)はじまりの日ですから、『1月1日』です。」


 また、「元旦」については――

「読める」→12人 「見たことはあるが読めない」→12人 「初めて見た」→3人

という結果でした。

 そして、

「『元日』も『元旦』も『1月1日』を表す言葉です。しかし、意味は少し違います。

 『元旦』の意味、知っている人はいますか。」

 これに対して、手を挙げた子は一人もいませんでした。

「『旦』という漢字の『-』は、地面を表しています。そして、『日」は太陽。

 『旦』という漢字は太陽が昇っている様子を形にした字です。

 つまり、『元旦』は、元日の朝、1月1日の朝という意味なのです。」

 これを聞いて、みんな「なるほど」。


「元日」も「元旦」も、大人にとっては知っていて当たり前の言葉です。ところが、子どもには当たり前ではないのですね。そして、この2つに限らず、「こんな言葉も知らないの?!」――そう言いたくなるようなこともたくさんあるように思います。

 しかし、それは子どもが悪いわけではありません。大人がいろいろな場面を通してもっと積極的に教えていかなければいけないのでは――そう感じました。

「国際理解」「異文化理解」も大事でしょうが、その前に、ふだん使っている日本語――その力を伸ばすことが大事なのではないか、そんな気がします。


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学級だより №266