2025/02/20

学級だより №232

 № 232 2025年2月7日


「花のJKです。授業中、いきなり百人一首を言わされましたが、当たっていました。国語の先生に一目置かれています。友だちにも尊敬されました。──後略」

 8年前のこと。このような年賀状をもらいました。これをくれたのは、以前、5・6年生の時に受け持った子です。当時、高校1年生。今は社会人になっています。

 話は変わりますが──。

 30年ほど前になるでしょうか。

「先生、百人一首のおかげで高校に合格しました!」

 私の受け持ったある子が中学3年生になり、高校受験の結果を報告にきてくれました。そのとき、上のようなことを言っていたのです。どういうことかというと・・・・。

 その子が受験した高校で、面接の際、面接官が「あなたの特技は何ですか?」と聞いてきました。その子は、運動が得意で、平泳ぎで地区の大会で優勝するほどの実力の持ち主だったのですが、そのとき、とっさに出た言葉が「百人一首を全部言えます!」

 その面接官は国語が専門で、そのあと百人一首を何首も聞いてきたそうです。その子は、当然スラスラ答えられたわけですが、面接官は、それにいたく感激したとか。

 もちろん、百人一首だけで高校に合格できたわけではないでしょうが、好印象を得られたことは間違いないでしょう。

 このほか、「中学の百人一首大会で、受け持ったクラスの子が上位を独占した。」など、小学校を卒業した後、百人一首に関するうれしい報告、今まで何度も受けました。

 私は、百人一首が好きです。正確に言うと、「子供たちと取り組む百人一首」が好きです。それは、百人一首にはすばらしい魅力がたくさんあるからです。

 このクラスの子どもたちも、みんなとてもよくがんばっています。私は、一度も「覚えなさい。」と言ったり宿題に出したりしたことはないのですが、みんな自分からすすんでたくさん覚えました。

 仮に、本市でクラス対抗百人一首大会のようなものがあったら、優勝できるのではないか――そう思っています。

 本当にすごいです。

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学級だより №266