私は、学芸会や学習発表会、卒業式の呼びかけなどの指導では、いつもはじめにこのような指導をします。緊張感のある、ピーンと張り詰めた時間になります。
ところで、
一人一人を評価するためには、個々がどうであったか、把握しておく必要があります。
そのために、どうするか。
私は、記号を決め、それを台本に書き込むようにしています。
例えば、声が小さかったら「↓」、速かったら「f」、とてもよかったら「◎」といった具合です。
子どもたちが台詞を言うたびに、それを台本に書き込むのです。
このようにすれば、だれがどうだったか、記録として残ります。
そして、2回目の練習の時――。
ほとんどの子が、前回よりもよくなっています。
そこで、
「1番・4番・7番・11番さん。この間は、声が小さくて聞こえなかったですが、とてもよくなりました。これからも、この調子でがんばりましょう。」
このように言われて、うれしくないはずはありません。
これ以外にも、気をつけていることはいくつかありますが、それは、またどこかの機会にお伝えできたらと思います。 (この回、終わり)
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