これは、昔、職場の先輩から教えてもらったものです。
子どもたちが一通り台詞を言った後(場面ごとも可)、このように言います。
「今から、台詞の番号を言っていきます。よばれたら、返事をしてその場に立ちなさい。
1番・4番・7番・11番・・・・。」
そして、
「みなさん、がんばっているのは分かりますが、声が小さいです。あれでは、体育館のうしろまで届きません。もっと大きな声を出しなさい(「出しましょう」ではなく「出しなさい」です)。」
と言って座らせ、手本を示します。
続けて、
「2番・5番・8番・12番・・・・。
みなさんの声は大きくていいのですが、速すぎです。あれでは、何を言っているのか聞き取ることができません。一つ一つの言葉を区切って、ゆっくり言いなさい。」
と伝え、同じように手本を示します。
「2番の『○○』というところは、特にゆっくり、ていねいに言いなさい。」
と、具体的に指摘することもあります。
このような指導をしたあと、最後に
「3番・6番・9番・10番・・・・。」
このときも、声のトーンを少しおさえて言っていきます。
言われた子達は、「自分は何を注意されるのだろうか」といった表情をしながら立っていきます。
「あなたたちは(と言って、急にトーンを上げ)、とっても上手でした!
声は大きく、ゆっくりで素晴らしかったです!
これからもこの調子でがんばりましょう!」
と伝えます。すると、みな表情を崩し、うれしそうな顔になります。
このようにして、一人一人を評価していきます。
はじめが肝心です。 (つづく?)
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