4年生の水の三態変化の学習で、
ビーカーと氷と食塩水を使って、試験管の中の水を凍らせる実験がありますね。
これが、なかなか凍らないことがあります。
でも、下の方法を使うと、簡単に凍らせることができます。
飽和食塩水は、冷凍庫に入れておけば、くり返し使うことができます。
4年生の水の三態変化の学習で、
ビーカーと氷と食塩水を使って、試験管の中の水を凍らせる実験がありますね。
これが、なかなか凍らないことがあります。
でも、下の方法を使うと、簡単に凍らせることができます。
飽和食塩水は、冷凍庫に入れておけば、くり返し使うことができます。
4年生の「水の三態変化」の学習では、沸騰した水から出るあわの正体を調べる実験をしますね。
この実験、ふつうは、ロートにビニール袋を取り付けて、あわ(水蒸気)を集めますが、私はビニール袋の代わりにビニールの手袋を使ってみました。
この方がふくらんだりしぼんだりする様子がよくわかります。
何より、パンパンにふくらんだ格好がとてもおもしろく、子どもたちに大受けします。
みなさんは、ワークテストを集めるとき、どのようにしていますか。
後ろの子が集めてくるのが一番簡単でしょうが、点数を入力するとき手間ですよね。
かと言って、出席番号順に持ってこさせるのでは時間がかかります。
ちなみに、私は下のようにしています。
①出席番号順にいくつかのグループに分ける
仮に40人のクラスだとすると、それを8人ずつ
1~8、9~16、17~24、25~32、33~40 と、5つのグループに分けています。
②グループごとに集める ―― 各グループの一番最後の子のところに持っていく
1番から7番の子は8番の子のところに行きます。
まず、8番の子が自分のワークテストを机の上に置き、続いて、7・6・5・4・3・2・1と重ねていきます。
③集まったところから担任のところに持っていく
各グループの一番最後の児童が担任のところに持っていきます。
担任は、その束を出席番号順に重ねていきます。
一人一人が持ってくるのとは違い、短い時間で回収できます。
多くの学級は、4月当初は出席番号順に座らせていると思います。
その時期にこの手順を知らせます。
そうすれば、席替えをしてもスムーズに進めることができます。
なお、この方法だと、担任のところに持っていく子は、1年間同じということになります
(変えてもいいでしょうが)。
そこで、持ってきたときには、「いつもありがとう」「とっても助かります」などの声かけをするようにしています。
休み時間に教室を走り回っていた子がいます。その子に何と言って指導しますか?
「机にぶつかってけがをするかもしれませんよ。危ないからやめなさい。」
そのように指導する方、多いと思います。
休み時間に教室を走り回る――これには、大きく3つの問題があります。
①ぶつかって、けがをする――かもしれない。
多くの教員はこれを理由に指導するでしょう。わたしも、新卒の頃はそうでした。
しかし、仮にけがをしたとしたら、それは自業自得です。走り回った本人が悪いのですから。とは言っても、担任は管理責任を問われるでしょうが。
②ぶつかって、けがを負わせる――かもしれない
こうなると厄介です。けがを負った子には何の落ち度もないのですから。
親が出てきますから、面倒なことになりかねません。
とは言っても、こうなることは稀です。まず、ありません。
ですから、これを理由に指導しても効果はあまり期待できません。
①も②も仮定の話です。それよりも説得力のある理由は
③楽しいことを「勝手にやってずるい」――です。
この指導は、クラス全員がいる前でやります。
まず、自席で立たせます。子どもたちは、その時点で「『危ないからやめなさい』と言われるだろう。」と思うことでしょう。低学年の子でも、そのくらいは考えるはずです。
子どもが予想できる方法で指導しても、効果はありません。代わりにこう言います。
「あなたたちは、ずるいです。」
これを聞いて、子どもたちはキョトンとするはずです。ずるいって、どういうこと? といった感じに。
そのあと、間髪を入れず、クラス全員にこう尋ねます。
「教室を走り回るなんて楽しいよね。先生が『やってもいい。』と言ったら、やりたい人?」
テンションをあげてこう言えば、ほとんどの子が「はい!」と手を挙げ答えます。そこで、
「ほら見てごらんなさい。みんなやりたいのです。でも、きまりだからがまんしているのです。
きまりを守っているみんな、えらいね!
あなたたちは、そのきまりを破り、自分たちだけ勝手に楽しいことをしたのですよ。ずるいと思いませんか。
どうせ楽しいことをやるなら、みんなでいっしょにやりましょう。いいですね。」
――このつづきがあることはあるのですが、それは省きます。
「危ないからやめなさい。」という指導が悪いと言っているわけではありません。しかし、これでは、指導の対象は違反した子だけになります。
そうではなく、クラス全員を巻き込むのです。
そうすれば、「ピンチ」が「チャンス」に生まれ変わります。
ちなみに、この方法、この考え方は、大昔に職場で教わったものです。