2024/03/19

そうじの仕方について

学級開き3日目に、そうじの仕方を確認します。

担任の中には、そうじを子ども任せにしている方もいるようですが、そうじは学級集団を作る上で大事な「指導」だと思っています。
私は、1時間ほどかけて、そうじや給食の配ぜんの仕方を教えます。
まず、ほうきですが――、
よく、子どもたちを1列に並ばせて、先頭の子のあとに続いてはきそうじをする――そういうふうにしているクラスがありますが、私はそのようにはしません。
なぜなら、効率的ではないからです。また、これでは先頭の子だけは仕事をしますが、後ろの子達はただの飾り。
私のクラスでは、ほうき当番が6人いたら、4人がほうき、残りの2人がちりとり係としています。そして、その4人にそれぞれ仕事をするエリアを決めてごみを取るようにさせます。
同じようにぞうきんも拭きそうじをするエリアを決めます。
責任を持たせるわけです。
机の運び方も教えます。
手順をきちんと教え、エリアを決め、責任を持たせてやると、10分もかからず、しかも、きれいにすることができます。
すると、子どもたちから
「去年は20分もかかっていたのに!」
といった驚きの声があがります。そうじも楽しくなってきます。

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学級だより №64