先週金曜日の5・6時間目、3・4年生合同で「水鉄砲大会」をしました。
さて、これをやったことがある方はおわかりかと思いますが、とにかく濡れます。
子どもは、見境なく撃ってくるからです。
ということで、この日は下に水着を着て、その上から体操着を着て行いました。もちろん、担任も。
また、靴も濡れるので、上履きをはいて行いました。週末に行ったのはそのためです。
ちなみに、この「水鉄砲大会」、ルールは特にありません。
ただし、
①首から上は狙わないこと。わざとではなくてもあたってしまったら「ごめんなさい。」と言うこと。
②遊んでいいのは、人工芝の上だけ(本校の校庭は、人工芝です)。水くみをしている人や水筒の水を飲んでいる人は狙わないこと。
③一人狙いなど、気分を損ねるような行為は絶対にしないこと。
というルールだけは話して聞かせました。
ゲームが始まると、あっちで「プシュー!」、こっちで「プシュー!」――大盛り上がりでした。
その子どもたちの声を聞き、校長をはじめ、空き時間の先生が校庭に出てきて楽しそうに見守っていました。
さて、
この2つの学年は、言われた注意は比較的守ってくれます。しかし、上の③はダメでした。
集中砲火を浴びせられた人がいたのです。それは、私。
私は、昨年度、今の4年生を受けもったので、子どもたちの格好の標的になったようです(笑)。
「先生がこんなひどい目に遭って、かわいそうだとは思わないのですか?」
と尋ねると(もちろん、笑いながら)、みんなニコニコしながら
「思いませ~ん!」
私も、思い切り反撃しました。とは言っても、私の武器(水鉄砲)は3個入りで100円の粗末なものなので、全く太刀打ちできませんでしたが。
楽しい時間は、あっという間に過ぎていきました。
終わったあと、更衣室でいっしょになった同僚に
「昔、先輩からこんなことを言われたことがあります。
『学校というところ(教員)は、とかく“あれはダメ” “これはダメ”と言うけれど、そうではなく、“こんなことをしてもいいの?”と思われることもすべきだと思うんだよね。
子どもも大人も、もっと楽しまなくっちゃ。』」 おしまい。