今回も百人一首について投稿します。
私のクラスでは、下のような感じで覚えていくようにしています。
3年1組 学級だより №?
3年1組では、百人一首の暗唱検定について独自の規定を設けています。
子どもたちは、まず「1番」の「あしびきの──」を覚えます。もちろん、これは強制ではありません。そして、それを覚えたら、担任のところに言いにいきます。担任はそれを聞いて、正しく言えていたら「合格」とします。
その後、続けて、2番の「ありあけの──」、3番の「あらしふく──」と、順に覚えていきます。
そして、10番まで覚えたら、ここに「関門――検定」が待っています。
まず、担任が1番から10番までの中から任意に1首選び、はじめの5文字を言います。検定を受ける子は、それに続けて言わなければいけません。それを3~4首程度、行います。
これは、「うろ覚え」を防ぐためです。
この学級だよりに、「○○さん ○首暗唱!」と載せることがありますが、それは、みな、この「関門」をくぐり抜けてきた子達です。
これが20首、30首・・・・と進み、100首全て終わったあと。
3年1組には、「最終関門」が待っています。
それは、何かというと──みんなの前で1首、大きな声で言わなければいけないのです。その1首は、その場で決めます。ですから、100首あるうちの何を唱えなければいけないのか、それはその時にならないとわからないのです。
「◯◯さんが100首覚えました。では、1首、唱えてもらいますよ。きちんとできたら、大きな拍手を送りましょう。みなさん、拍手の準備をしておいてください。」
私がそう言うと、みんな、いつでも拍手ができる、そんな体勢になってくれます。そして、きちんと言い終わると、割れんばかりの盛大な拍手がわき起こります。
100首暗唱を達成した子達のがんばりはもちろんのこと、そのがんばりを、自分のことのように喜び、祝福することができるこのクラスの子はステキだなぁ──そう感じています。
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