今回も百人一首について投稿します。
3年1組学級だより № 96 7月19日
4月の半ばから始めた百人一首。それから3か月ほどが経ちましたが、今でも「百人一首熱」は冷めていません。むしろ、今の方が盛り上がっているくらい──そんな感じです。
今日現在、100首を全て覚えた子は11人になりました。
あともうひといきで100首、という子も何人かいます。
この百人一首暗唱──以前、この学級だよりでもお伝えしましたが、私は、一切「強制」していません。「覚えなさい。」などと言ったことはありません。
もちろん、今までに何度か、音読の宿題で百人一首を出したことはあります。しかし、「覚えてきなさい。」と言ったことは、ただの一度もないのです。
では、子供たちはいつ覚えているかというと・・・・
例えば、朝の支度が終わったあと、
例えば、授業でプリント学習が早く終わったあと、
例えば、給食を食べ終わったあと、
こんな感じに、「すき間」時間があると、机の中から百人一首のカードを取り出し、まわりに迷惑をかけないように小さい声で(または黙って)読んでいきます。これも、私が「そうしなさい」と指示したわけではなく、自然とそうなっていったのです。
家で覚えている子も多いようです。
そして、覚えられたら自分からすすんで言いに行く─―こんな感じにしています。
こんな子たちですから、ゲームで札を取るのも、ものすごく速いです。ほとんどの場合、下の句を読む前に手が札に向かっています。1ゲーム(20枚)をやるのに、準備と片付けを入れて5分足らずですみます─―もっとも、最初からそのようにできたわけではありません。はじめはとても大変でした。そのあたりのことは、また別の機会にお伝えできたらと思います。
今の調子なら、もっともっと速くなりそうです。
子供たちの力って、本当にすごいなと思います。
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