昨年の5月から始めたこの「学級経営ブログ おにぎり学級」ですが、今日で101回目の投稿となりました。
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№ 38 2024年5月24日
今日は、宿題――自主学習――についてです。
本校では、どの学年・どのクラスでも「国語(漢字)」「算数(計算)」「音読」――この3つを毎日の宿題として出しています。
その3つは、どれも学校で勉強したことを確実に身につけるために行うものです。
しかし、勉強はそれだけやっていれば十分、とは言えません。
与えられたものをこなすだけではなく、自分からすすんで課題を見つけ、それに取り組む――こういう姿勢を身につけることはとても大事なことであると思います。
そこで、3年生以上の学年では「自主学習」にも取り組んでいます。自分で課題を決め、それをノートにまとめて提出します。
ところで、子どもたちはどのようなことに取り組んでいるのでしょう。
1週間ほど前のことです。
子どもたちにこんな話をしました。
「ふだん、お友だちの自主学習(ノート)を見ることは、ほとんどありませんね。ですから、みんながどんな勉強をしているのか、全くわからないと思います。
そこで、この時間は、自主学習のノートを机の上に広げて、どのような勉強をしているのかお互いに見合うことにしましょう。
では、スタート。」
子どもたちは、一斉に席を立ち、一人一人のノートを興味深そうにのぞいていきました。
「きれいに書いている。」「これ、おもしろいね。」――そんな声も聞かれました。
「どうですか、参考になること、たくさんあったと思います。そして、『これはいいな。』と思えるものは、ぜひとも真似してみてくださいね。」
ちなみに、この日、一番多かったのは「漢字」、続いて「計算」でした。漢字と計算、両方に取り組んだ子も数人いました。
そのほか、英語や日記、昆虫や植物を調べる――といったものもありました。
「もっと知りたい!」「なぜだろう?」と、追究する『学ぶ楽しさ』に気づくことで、生涯を通して『自分から学ぶ』姿勢が身についていきます。
(札幌市立伏見小学校『自主学習の手引き』より)
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