№ 11・12 2024年4月23日
先日は、お忙しい中、また、足下の悪い中、保護者会にご参加くださりありがとうございました。
その際のこと。ある保護者の方からこのような話を伺いました。
「うちの子は、3年生になって、連絡帳に書く字がすごくきれいになりました。とてもうれしく思っています。」
連絡帳にきれいに書くようになった――このことは、このお子さんに限らず、多くの子に言えることです。
子どもたちは、低学年から中学年になりました。大谷田小学校の2階の中では「最上級生」です。「1年生や2年生のお手本になろう。」――きっとそういう気持ちが強いのではないかと思います。
さて、それから数日後、休み時間にある女の子が私のところに来て、ニコニコしながらこんな話をしてくれました。
「先生、わたしのママが『連絡帳にていねいに書くようになってえらいね。』とほめてくれます。」
すると、近くでその話を聞いていた子たちが「ぼくもそうです。」「わたしもそう。」
そこで、次の時間の冒頭。
「みなさんに聞きます。おうちの方が『連絡帳にきれいに書いているね.』とほめてもらっている人は手を挙げましょう。」
そのように尋ねると、多くの子が「は~い!」と言って手を挙げました。
この様子を見て、子どものやる気を引き出す一番の源は、おうちの方の励ましだと、改めて感じました。
いつもありがとうございます。そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ところで――お子さんは連絡帳を見せていますか。
子どもたちの連絡帳を見ると、たまにですが、保護者のサイン欄が空欄になっているものがあります。そこで、その子に「おうちの人に連絡帳を見せましたか。」と質問するのですが、ほとんどの子が「見せました。」と答えます。
しかし、保護者の皆さまには、お子さんが低学年のころから連絡帳への押印をお願いしてあります。「おうちの人に見せた。」というのも怪しいものですね。
子どもたちが連絡帳に書く内容は、宿題やふだんの持ち物のことがほとんどです。特別なものはあまりありません。ですが、ごくたまにですが、大事なお知らせを書くこともあるかと思います。また、連絡帳はご家庭と学校を結ぶものです。これからも、ご確認と押印をよろしくお願いいたします。